15/7/20 虹コンxBAPA
2015/07/20(月)
BAPA2期生の卒業制作展「LIVE BAPA」
@渋谷ヒカリエ9階ヒカリエホール ホールB
次世代クリエイター育成スクールBAPAの卒業制作ライブ「2020年の渋谷系 -次代のライブエンターテインメント-」に虹のコンキスタドールのライブ演出がテーマとして選ばれ、BAPA2期生9チームがそれぞれ志向を凝らしたデジタル演出で虹コンのパフォーマンスを彩った
どのチームも楽しくインタラクティブで想像力溢れる演出を施していて本当に楽しかった
ライブエンタテインメントの一つの未来が確かにここにあった
セットリスト
(括弧内は演出タイトル)
01. THE☆有頂天サマー!! (通常パフォーマンス)
02. ブランニューハッピーデイズ (煌け！虹のコンキスタドール)
03. トライアングル・ドリーマー (コトバズーカ)
04. やるっきゃない!2015 (WE ARE 虹コン BAND！〜会場全員でバンド組もうぜ！〜)
05. にじいろフィロソフィー (LIVE SCORE)
06. ぴくしぶおんど (Sync Ring)
07. ブランニューハッピーデイズ (NIJICON LIVE GYM)
08. トライアングル・ドリーマー (きみをどくせん砲)
09. やるっきゃない!2015 (CHEER PEOPLE)
10. THE☆有頂天サマー!! (EXCITOSS!!)
煌け！虹のコンキスタドール
事前にスマホでメンバーを選び、ライブ中スマホを振るとスクリーンに星が降る、これを続けるとメンバーが身につけた羽が光り輝き光るというもの
始まる前にサーバーが落ちてしまったり、全員が接続できないという障害もあり、羽自体も正直どうなってるかよくわからないwといったこともあり、個人的には微妙だったw
こちらの応援の力が演者に届き目に見える変化を与える、というコンセプトは素晴らしいと思います
コトバズーカ
設置された砲台型マイクに向かって叫ぶとその言葉がスクリーン上にリアルタイムに反映されるというもの
仕掛けとしては面白く、音声入力の精度も正確で速度も速く驚いたのだが、メンバーはスクリーンを背に客席を向いてパフォーマンスしているのでメッセージが届いてるかというと少し微妙なところw
WE ARE 虹コン BAND！〜会場全員でバンド組もうぜ！〜
観客側がギタードラムピアノの3チームに別れて、楽曲に合わせてスマホを楽器にみたてて演奏するというもの
仕組みはスマホをタップすると担当楽器の音が鳴るというものだが、チームごとに配られた簡易なダンボール製の大きな楽器にスマホを取り付けるというところが特に良かった、入りやすい
ところが、肝心の本番でどこで鳴らしていいのか、実際に音が鳴ってるのか、いろいろ意味不明でしたw
ダンボール楽器とスマホ使って音出して参加する演目のため配られました pic.twitter.com/DQf3gkABTO
— じゅんす (@jxhunth) 2015, 7月 20
LIVE SCORE
簡単に言うとカラオケの採点を細かくパートごとにしたもの、リアルタイムで得点が表示される
なかなか緊張感がある企画でwそれぞれ曲中のパートを交代で歌っていき、その都度点数がスクリーンに表示される
採点速度が速く、パートを歌い終わって次のパートに入る前に得点表示ができていたのは良いしわかりやすくて反応もし易い
面白い試みではあるが採点対象がセンターマイクのみで入れ替わり入れ替わりでやっていたのでパフォーマンスが疎かになってしまってはいた
Sync Ring
個人的に一番楽しかったもの
LEDの付いたセンサーを指先にはめて曲に合わせてスクリーンに表示される矢印の方向に手を動かすというもの、つまり音ゲー
観客個人が正解しているかの判定はないものの、フリコピの一つの未来でもあると思うし、なによりやっていて楽しかった
ただやはりスクリーン上に表示される矢印にばかり目がいってしまうのは問題でもある
観客全員が同じ動きをしている、そしてLEDで光っている、ステージの上からの景色は綺麗だったかと思います
NIJICON LIVE GYM
ライブでも激しく動いてカロリーを消費しようという目的でスマホをたくさん振って目標体重に近づけるというもの
具体的にはののたこと奥村野乃花ちゃんが肥大化した姿がスクリーンに現れ、観客全員でスマホを振ってダイエットを成功させるというミッションを行いました
ひたすらスマホを振るのでただ疲れますね…w
きみをどくせん砲
バズーカ型の指向性スピーカをメンバーが担いでその方向だけに声が届くというもの
なかなか範囲が狭く、このバズーカ射出口(スピーカ)の範囲だけにしか聞こえない、強レスw
聞こえ方はまさに自分の耳にだけ喋ってくれているといった感じ
バズーカが大型なのでスタッフ(生徒さん)が補助してという形だったのと、歌割り通りなので何を喋ってるか想像通りなのが少し残念
小型化できて例えば使いたい時だけレスを送りたい時だけに表情や仕草のレスだけではなくこの声のレスも送れるようになれば完璧だと思うし自分だけにわかるように好きだよとか言われたらもう確実落ちるしかないと思ったw
CHEER PEOPLE
スマホに入力した言葉がスクリーンに表示されるというもの
ひらがな13文字まで送れてスクリーンいっぱいに送られた文字が送信順に羅列表示された
ニコ生のコメント弾幕に近いものを感じた
これもメンバーはスクリーンを背にパフォーマンスしていて見えないので少し残念だったのと、メッセージを送る観客側も送るためにステージから目を離しスマホで文字を入力する必要があるのが残念
EXCITOSS!!
今回一番シンプルな仕掛けながら一番盛り上がったような気がする
観客を大きく2グループに分けて天井のセンサーに反応する玉入れ合戦で勝負するというもの
やはりシンプルイズザベストといったところか、体だけを使ったものを面白い
曲も有頂天サマーということで手を上げて玉を入れてるところが曲にも合っていた
次代のライブ演出
書き方こそ一言文句が付けてはいるがどの演出も純粋に楽しく、このライブ全体が本当にとても楽しかった
いつもはレスくれ〜ってレス乞食と化しているものの今回はそんなことは気にもせず本当に純粋に楽しめた
アイドルのライブは他のアーティストとは少し違う
ファン心理としては常にステージ上のアイドルだけを見ていたいというのがある
こうした特性を上手く掴み取ってこうした新しいライブ演出を取り込んでいけたら楽しいのだなと思う
アイドルに限らずライブ演出の未来を見れてとても有意義な時間だったしなにより楽しかった
そしてこうした場に虹コンが選ばれていつもとは違った層の人に見て楽しんでもらえたということも嬉しい
とにかく、楽しかったー
参考記事
【レポート】BAPA卒業制作ライブ−「ライブエンタテイメントの未来」とは？｜渋谷文化プロジェクト
アイドルグループ「虹のコンキスタドール」の近未来ライブがヤバすぎ！デジタル演出で大熱狂の夜！ | CAREER HACK
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